ブライダルダイエットの失敗談から学ぶ、成功する方法を解説!

6月といえば結婚式を挙げる人が多いと言われています。結婚式といえばダイエットはつきもの。今回は筆者の友人の《ブライダルダイエット》の失敗談をもとに、特に栄養面について“どうすれば成功するのか?”という視点から管理栄養士である筆者が解説していきます。

ブライダルダイエットの失敗の原因と対策

ブライダルダイエットに限らず、ダイエットをすると体調を崩してしまったという話はよく耳にします。軽症であれば風邪をひいてしまった等、重症であれば月経が止まってしまった等。いくらダイエットに成功して体重が目標通りに減ってたとしても、体調を崩してしまったら本末転倒です。原因はいくつか考えられますが、“栄養バランスが悪かった”“体重を短期間で急激に減らしすぎた”が主な理由かと思われます。

単品ダイエットはしない

例えば、茹で卵だけを食べる、リンゴだけを食べる、などの単品ダイエット。栄養バランスが崩れてしまい、最も体調を崩しやすいダイエットであるため本当に危険です。特に女性は栄養不足によりホルモンバランスが崩れてしまうことで月経が止まる危険性もあります。

カロリーゼロ食品に頼りすぎない

「カロリーゼロの食品」は確かにダイエット中の方からしたら大変魅力的です。甘いものを食べても罪悪感がないという安心感があるかと思います。ですが、これらは原料に砂糖の代わりになる合成の甘味料を使っています。

この合成の甘味料は少量でも食べると砂糖の何倍、何百倍という甘さを感じるようになっているのでその分カロリーが低く抑えらるという仕組みです。少量で甘味が強いということはたくさん摂り続けると味覚が狂って一般的な味が薄く感じるようになってしまったり、甘味料が合成なので安全性の面でも疑問です。

バランス良く食べることが一番

ダイエットに興味を持っている方ならば、耳にタコができるほど聞いていると思いますが「バランス良く食べる」というのが最も大切です。

まず肉や魚や卵といったたんぱく質は私たちの体のもとになり、具体的には肌・髪の毛・爪・血液・筋肉・内臓等すべての原料です。ですから、たんぱく質は私たちに必須中の必須の栄養素と言えますね。

炭水化物は糖質と食物繊維の総称で、糖質は体のエネルギーのもとになります。食物繊維は体内の不要なものを掃除してくれるといった働きをします。脂質は脳の原料でもあります。そして、ビタミンやミネラルはたんぱく質や糖質や脂質を食べたときに代謝を助ける働きがあります。

ですので、ビタミンやミネラルがないと代謝が落ちてしまい、体の作り変え(ターンオーバー)がうまくできなかったり、痩せにくい体になってしまいます。主に野菜や海藻を食べると摂取できるビタミンですが、特に水溶性ビタミンは約3時間で体の外へ出てしまうため、毎食きちんと食べることが大切です。

なかなか毎食しっかりと食べることができない場合は必要に応じてサプリメントに頼るのも有りでしょう。

減量目標は2ヶ月で体重の10%まで

短期間で痩せるのは危険、というけれど一体どのくらいの期間でどのくらいの体重を落とすのが良いのでしょうか?

目安としては《2ヶ月間で体重の10%まで》の減量がお奨めです。例えば50㎏の人で考えると2ヶ月で5㎏までとなります。2カ月より短い期間で体重の10%以上減量すると、女性であれば月経が止まってしまう危険性もあるので注意してください。いくらスタイルが良いほうが結婚式ではいいとしても、やはり健康あってのことです。ブライダルダイエットをするなら計画的にいきましょう。

専門家の力を借りる

いきなりですが筆者自身、かなり怠け者です(笑)。特にダイエットにおいては人に見られていないと手を抜いてしまうタイプ。気合いを入れてスポーツジムの定期券を購入するもめんどくさくなって1週間で行かなくなってしまったり、食事も初めは気をつけていてもお菓子に手が伸びてしまいそうになります。

そんな筆者も数年前に自身の結婚式を挙げるにあたり、ある管理栄養士さんにパーソナルダイエットのアドバイザーをお願いしました。その時は正直、「いやいや私も同じ管理栄養士なんだから、わざわざ同業者のアドバイスを受けるほどでもないのではないか」と思っていました。

しかし、「今日も頑張りましたね」「食事はここをもう少しこうしたらいいですよ!」等と励ましてもらったり、アドバイスをもらえると、予想以上に励みになり頑張れることがわかりました。

“知識があることと、実行できることは天と地ほど差がある”ことをひしひしと実感しました。ですので、ダイエットを続けられるか不安がある方は潔く専門家の力を借りるのが実は成功への一番の近道かもしれません。

 

 

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高岡 由貴
管理栄養士・ローフードマイスター・薬膳アドバイザー・メディカルハーブコーディネーターの資格を所有。 大学卒業後、保育園栄養士/医療法人栄養士/食品メーカー栄養士として勤務。保育園では主に小児アレルギー対応食の献立作成を担当。医療法人では患者の栄養管理を担当。食品メーカーでは乳製品を使用した料理の講師業を担当。出産を機にメーカーを退職し、現在は一児の母として育児に奮闘しながら企業の栄養コラムライター・クリニックの栄養相談などを担当している。