管理栄養士がサポートするダイエットって?

秋になると美味しいものも増えて、夏のような露出も減るので、ついつい増えていく体重に目をつぶってしまっていませんか?ですが、この先の冬はクリスマスに忘年会、お正月とイベントが目白押し。体重に目をつぶったままでいると、そろそろまずいと思ったときには戻すのが大変になってしまっているかもしれません。だから、日々の生活から少しづつ注意してみませんか?管理栄養士とするダイエットはそんなダイエットです。今回は管理栄養士がダイエットをサポートするときにどんなことをチェックしているのか?私が実際皆さんのダイエットをサポートしているときにチェックしているポイントをご紹介します。

 

ダイエットの本当の意味

ダイエットと聞くと、痩せることをイメージされる方はとても多いと思います。ですが、そもそもダイエットの語源である「Diet」は下記のような意味です。

 

a「規則的に(=regularly)用意されたり食べられる飲食物」

b「habitual nourishment 習慣的な栄養摂取。(食習慣)」

c 特定の理由で行われる食事の種類や量の規定(規制)

2. 徐々に体重を減らすための飲食による療法(治療指示、治療計画)

 

もちろん体重を減らすという意味もありますが、日々の食習慣という意味が強いようですね。管理栄養士がサポートするのもこのようなダイエット。健康・美容の面から短期間で一気に負荷をかけるのではなく、日々の食習慣を整えることで徐々に体重を落としていき、リバウンドの起こらない生活が当たり前のように出来るようにしていきます。このため、管理栄養士のダイエットには「〜してはダメ」「〜は食べてはダメ」というような禁止項目はありません。お菓子もお酒も、旅行やたまにの外食もあって当たり前。ただ、好きなだけしてしまえば当然体重を落とすことは出来ないので「何をどのくらい」という上手な調節方法をお伝えして行きます。

 

大事なのは今よりも少しだけ

ダイエットで大切なことは「食事」「運動」「休養」の3つです。どれか1つでも行えないことはありませんが、全てが身体に影響を与えているため、1つを頑張っていても他のものが行えていないと足を引っ張ってしまい、効果が出ずらくなってしまいます。だからと言って頑張りすぎては長続きしないので、全てのことを今よりも少しだけ良い方に変えてみましょう。そして、慣れてきたら少しづつステップアップしていけば自然に良い生活習慣が身につきます。

では、管理栄養士はどのようにダイエットをチェックしているのでしょうか?

 

1.食事

ダイエットをしようと思うと、つい食事は少ない方が良いと思ってしまいがち。最近はやりの糖質制限ダイエットもカロリーを減らすという理論から来ています。確かに使い切れないほどのカロリー摂取は体重増加の原因となりますが、カロリーは身体を動かすためのエネルギーです。不足しすぎると身体の働きが鈍くなり、体調不良になりやすくなるだけでなく、身体が生命の危機を感じてエネルギーを節約しようとするため、逆に代謝の悪い身体になってしまいます。そうならないためにも、必要なカロリーを身体に合わせて計算して行きます。余分なカロリーとなりがちなお菓子・お酒・揚げ物などの脂質の高いお食事は食べるタイミングと、今よりも少しだけ減らせているかがポイントです。

そして、大切な栄養素。カロリーは栄養素が持つエネルギーですが、それがきちんと使われるためにはそれぞれの栄養素がきちんと助け合う必要があります。管理栄養士は何をどのくらい食べると良いのか、今不足している栄養素は何かをチェックしていきます。

 

2.運動

ダイエットは食べたカロリー(摂取カロリー)と使ったカロリー(消費カロリー)のバランスがとても大切です。運動することで、筋肉を増やすと日々の生活の中で消費出来るカロリーを増やすことが出来ますし、有酸素運動は直接カロリーを消費していくことが出来ます。運動として行わなくても、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を利用したり、買い物先まで自転車ではなく、歩いていくなど日々の生活の中で活動量を増やすことも効果的。今よりも少しだけ動く量を増やすために、取り入れやすい方法を提案していきます。そして、体重や運動の種類によって消費するカロリーは異なるため、今の体型を見ながら食事と運動のバランスをチェックしていきます。

 

3.休養

睡眠や入浴といった身体を休めることというのは意外とダイエットにも関係しています。人は睡眠中に心や身体をメンテナンスしているため、睡眠時間をあまり取っていないと心と身体の疲れが取れなくなってしまいます。疲れた状態では代謝も落ちてしまいますし、疲れが原因でストレスがたまると過食の原因になってしまうこともあります。思い当たる方も多いのではないでしょうか?

また、入浴は身体を温め、血行を改善することで疲れが取れるだけでなく代謝が上がっていきます。きちんと休養が取れているかもダイエットではチェックポイントになります。

 

4.体調・体質

最後に大切なことが、個人差です。ダイエットをスタートする前に必ず「便秘」「むくみ」「冷え」といった体調の不調がないかの確認をしています。これは、その方に何が不足しているかを見るためのバロメーターともなります。ダイエット中も体重が落ちづらくなったとき、体調に変化がないかの確認はとても大切なことなんです。

そして、体質。ダイエットサポートをしていると基本ベースは大きく変わらないものの、個人差があることがわかります。「糖質で太りやすいタイプ」「脂質で太りやすいタイプ」「運動の効果が出やすいタイプ」などダイエットポイントが異なります。日々の食事と体重の変化を見ることでその方に合ったダイエット方法をチェックしています。

 

ダイエットは雑誌やテレビ、webなど様々な情報があるため1人でも出来そうですが、実際はどれも大衆に向けられており、ご自身の生活に当てはめるのはなかなか難しいかもしれません。また、1人のダイエットは誘惑や不安、挫折も多く、なかなか大変です。ダイエット自体はご自身が行うことですが、管理栄養士がサポートすることでご自身に合ったダイエットができるため、比較的負担も少なく自信を持って行うことが出来ます。また、あらゆる角度からダイエット状況を見ることができるため、ご自身では気づきづらい変化にも気づくことが出来、モチベーションに繋がります。1人のダイエットに悩んだら、管理栄養士に相談してみるのも良いでしょう。

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今井菜穂子
管理栄養士歴5年 栄養指導歴5年 食事・生活習慣・メンタルをトータルで 栄養指導を行います。 生活リズムやお仕事に合わせた無理のない 健康的なダイエット方法で、 一緒に理想の身体を手にしましょう! 美容にご興味のある方は、 そちらも合わせて指導も致します♪