最近話題の時間栄養学って?~時間帯別のおすすめの食べ方~

時間栄養学とは

皆さん、最近話題になっている“時間栄養学”という言葉をご存知ですか?

時間栄養学の別名をタイムニュートリションと言います。私たちの体内この時計、生体リズムを把握して適切なものを適切なタイミングで摂ることでより健康になりますよという概念のものです。さらに言えばダイエットにも役立てることができます。“栄養学”といえば、なにをどのくらい食べるか?という“食べるもの”に注目することが一般的でした。しかし、最近では“どの時間帯”に食べると良いのか、という新しい栄養学が注目されるようになってきました。

生体リズムとは

私たち人間には生体リズムというものが生まれつき備わっています。朝起きて、昼は活動し、夜は眠りにつくというリズムで、生物学では恒常性といいます。しかし、これは厳密にいうと1日25時間のリズムなのです。しかし1日は24時間で時間は流れているため、実はこの生体リズムは徐々にずれてきます。生体リズムがずれてしまうと、夜なのに眠くならなかったり、朝すっきり起きれなくなったりと様々な弊害が出ます。

そこで、この生体リズムのずれを修正する必要があります。そのためには“朝日を浴びる”こと、そして“朝食を食べること”が有効であると言われています。

朝に太陽の日を浴びること・食事を摂ることで生体リズムを整えることはまさに“時間栄養学”の第一歩といえますね。

時間栄養学を利用して太りにくく痩せやすい体に

私たちの体には、肝臓・胃・腎臓・膵臓など生命維持に欠かせない大切な臓器があります。これらはすべて1つ1つ大切な役割があります。各臓器の特徴最もと活発に動く時間と挙げてみたいと思います。

肝臓

体外から入ってきたもの(食べ物、お酒、薬など)の解毒をする臓器です。午前中が最も活発になります。ですから、特に解毒が必要なアルコール類は夜時間が遅くなるの連れて控えると◎。なるべく夕方早い時間に飲むか、朝から飲める日は朝から飲む方がダイエットに最適と言えます。

食べ物全般を消化する臓器です。日中に最も活発になります。食べ物を消化するのには平均2時間、脂っこいものですと4~5時間かかることを考えると昼をもっともたくさん食べて、夕飯は控えるもしくは消化のよいものにすると胃の疲れが残りません。

腎臓

体内にたまった老廃物や余分な水分を体外に出し血液を綺麗にする臓器です。夕方以降に活発になります。腎臓は塩分や水分をコントロールするので、味の濃いものを食べるならば朝や昼よりも夕方以降がおすすめです。朝と昼はできるだけ塩分を少なめにしてください。ですが、夜に大量に塩分を摂ってもいいということではないのでご注意ください。

膵臓

血糖値をコントロールするホルモンを出す臓器です。甘いものを食べて血糖が上がったところに膵臓からのホルモンが出て、血糖を下げるように働きます。膵臓は午後3~7時に最も活発になります。午後3時がおやつの時間というのはとても理に叶っていて、甘いものを食べるならば膵臓が活性化している午後の時間帯がおすすめです。血糖値を下げるインスリンが出やすくなり太りにくく、ダイエットに大変おすすめです。

今回は少し堅い話になってしまいましたが、生体リズムや各臓器の特徴を知った上で食生活をすることで体の調子が良くなりさらにはダイエットにも◎ということで知っておいて損はない内容です。ぜひご活用ください。

 

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高岡 由貴
管理栄養士・ローフードマイスター・薬膳アドバイザー・メディカルハーブコーディネーターの資格を所有。 大学卒業後、保育園栄養士/医療法人栄養士/食品メーカー栄養士として勤務。保育園では主に小児アレルギー対応食の献立作成を担当。医療法人では患者の栄養管理を担当。食品メーカーでは乳製品を使用した料理の講師業を担当。出産を機にメーカーを退職し、現在は一児の母として育児に奮闘しながら企業の栄養コラムライター・クリニックの栄養相談などを担当している。